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第11号 不当解雇に怒りの声

執筆者の写真: ユニオン習志野ユニオン習志野

更新日:2019年3月5日

宮本市長の障がい者不当解雇に市民 呆れ、怒りの声(27日京成津田沼駅前) 

市長はAさんの不当解雇をただちに撤回せよ!(その6)

 5月27日、障がい者枠で採用された青年の不当解雇事件について、宣伝行動(第一回目)を京成津田沼駅前で行いました。準備したビラはあっという間になくなってしまい、「新聞で読みました。がんばって!」「本当にこんなことがあったの?」と怒りの声、呆れた、という声が相次ぎました。ビラまきに参加された皆さん、お疲れ様でした。

24日経過説明会でも市民の怒り

 5月24日に市議会議員や市民の方たちに参加していただき、不当解雇問題に関して経過説明を行いました。参加された方からは「習志野市は障がい者に働きやすい環境をつくろう、という体制も理念もないことからこんなことが起こる」「仕事のあるお母さんを無理矢理遠方の実家から呼びつけて解雇予告通知、なんて人間のやることじゃない」「母親同伴で一人前、と障がい者を子ども扱いしている。失礼だ」「怒り心頭。こんな暖かみのない市役所だ、ということに、がく然としている」「障がい者はもっと自分を主張すべき。そのことによって周りも変わっていくし、どうサポートすればいいかわかっていく」「習志野は昔はいい所だった。こんなことで習志野が有名になって恥ずかしい」「入ったばかりの人に『能力不足』なんていう神経がおかしい」「私は障がい者施設で働いています。障がい者を受け入れるためには、育てる、育ちあう、という職場の人たちの理解が必要」「ドイツでは、愚かな民が愚かな長を選び、愚かな国を創る、と言われている。自分たちのまちですから、何とかしましょう」など、批判の声が相次ぎました。

市長への抗議電話、メール相次ぐ

 「障がい者枠」で採用した青年を「能力不足」で解雇、という、日本で初めての事件が全国に衝撃を与えました。Aさんへの激励の言葉、宮本市長に寄せられた抗議の声の一部をご紹介します。

(福岡の障がい者団体から、Aさんへのエールと市長への抗議文) Aさんへのエール

 習志野市当局による不当解雇に対して、メンバー全員が呆れ、怒り、Aさんに心よりエールを送ります。私たちは障害種別を超えて集う当事者・家族・支援者の団体です。「障害のない人にしないことを、障害のある人に行うのは差別」だと考えています。Aさんの解雇は、まぎれもなく障害者差別です。障害者差別禁止条例を全国に先駆けて作り上げた千葉県で、このようなあからさまな直接差別が、“行政によって!”行われていることに驚きと、強い憤りを覚えます。市長に対して強く抗議し、ただちに解雇を撤回するよう求めるとともに、Aさんと支援の皆さんに心から連帯を、メンバーの総意に基づいて表明します(中略)。  「市民の役に立ちたい」というあなたの夢を絶対に忘れないでください、実現してください。あなたが復職することは私たちの希望です。そして全国の障害者の希望です。あなたの夢を叶えるために、私たちは応援を惜しみません。ぜひ勝ってください。お母さんとともに喜びましょう。大丈夫です。絶対に勝てます!

習志野市長への抗議文

 障害者差別解消推進法の施行を見透かしたような、Aさんへの駆け込み解雇に満身の怒りを以て抗議する。解雇理由を「忘れた」(人事課長)、「障害者への配慮はしない」(総務部長)などと言い放つ習志野市当局を、私たち障害者は絶対に許さない! 市は不当解雇であることを認め、Aさんに謝罪してただちに解雇を撤回せよ! Aさんの闘いに共感する支援の輪と、習志野市当局に対する怒りは、全国津々浦々に燎原の火のように広がっている。ただちに撤回せよ! 人間を畏怖せよ!

(関西住民から宮本市長へ)

 どうも障害者を雇用することについて、そのご認識がないように思います。私が問うているのは、新採職員に対することに関しては、指導ではなくフォローです。また、当該職場や周辺職員への指導です。「当該職場では具体的にどのような対応をされたのでしょうか。加えて、周囲の職員の対処はどのような状況だったのでしょうか。」です。そのうえで、「障がい者の場合は、そうでなくとも事前からハンディがあるのは事実で、当事者はもちろん、周囲の職員もそれを乗り越えねばうまくやっていけないのは当然です。あえて言うなら、当事者より周囲の職員が障害を乗り越えねば、うまく適応できないものです。またそのような体制を市がとっていたのか、具体的に教えてください。」とうかがっております。例えば、一つ具体策としては、障がい者が従事する職場で受け入れる職員の研修や体制づくりを市がしたのかなどです。

(千葉市民から宮本市長へ)

 習志野市が「障がい者枠」で正規採用されたAさんを正式採用しないうえに、2月末で解雇した、というニュースを知り、おどろいています。障がい者雇用に責任をもってすすめなくてはいけない公的機関が、あろうことか、雇用環境を整えずにいきなりクビにするとは・・・。私のおいは習志野市に在住しており、そのおいから聴き怒りがおさまらず、投稿しました。「職場における障がいのある人への理解など就業環境を整えることが職場定着の促進に欠かせないものと言えます」貴市作成の分です。(中略)なんのための障がい者枠の正規採用なのですか。市長の言う「一定の評価」とはどういうものですか。それは障がい者枠で採用した人に適用して許されることですか? (中略)上記の文は反故、嘘なのですか。

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