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第5号 春闘団交

執筆者の写真: ユニオン習志野ユニオン習志野

第5号 月12万で食っていけるか! 時給100円アップしろ 春闘要求で2月16日交渉しました

<春闘要求項目> 1 3月31日を雇用期間から外すことをやめ、継続して勤務した非正規労働者を正規にすること。

<ユニオン> 地方公務員法では臨時的任用が1年を超えたら正規にすることになっている。非正規で1年以上継続雇用なら正規にすべきだ。 <当局> 4月1日から3月30日まで、翌年はまた4月1日から、と3月31日を雇用期間から外しているから継続雇用ではない。正規希望なら採用試験を受ければいい。 <ユニオン> 何年も働いていれば誰が見ても継続雇用だ。実際現業の採用試験も行われていないし、正規にしないための口実として試験を持ち出しているだけではないか? <当局> ・・・

2 非正規職員の賃金を時給換算で一律100円アップすること。

<ユニオン> 正規と非正規で格差がありすぎる。船橋市と比べても臨採の時給は100円も低い。臨採の手取りはどれくらいか知っているか? <当局> ・・・(答えられず) <ユニオン> 12万か、それ以下の時もある。年収たったの200万。まるでブラック企業だ。昨年も賃上げの人勧が出たので、当然時給をアップすべき。息子は民間非正規で働いているが、月の手取り16万でボーナス年間40万。それでも給料安いってボヤいている。うちの臨採の話をしたら、「よく食っていけるな」とあきれていた。本来役所は民間の模範にならなければいけないのに、何でこんなに安いのか。100円は上げないとおかしい。人勧で正規職は給料がアップしても非正規は全然上がらない、でいいのか。高校生のバイトより時給が低いなんておかしい。 当局 近隣市の状況を見て決める。習志野独自で上げる考えはない。

3 他市の半分以下の人員で残業や休日出勤が常態化している職場などについて適正な人員増を行うこと。

<ユニオン> ある職場では、八千代で4人でやっている仕事を1・5人(正規+再任用3日勤務)でやらされている。当然仕事が終わらないから、休日も出てくるし、夜中まで残業もある。そういう異常事態があちこちの職場で起きている。きちんと人員増すべきだ。 <当局> 第3次定員適正化計画で検討している。 ユニオン その計画に労働者側は参加しているのか。 当局 いない。各部のヒヤリングをして、市長が決める。 <ユニオン> それでは職場の声が全く届かない。何年も前から人員増を要望しているのに、全然改善されず、こんな異常事態が続いている。増やす気があるのか? <当局> 定員適正化計画に基づいて、必要性があれば増やす。

<職場の声> 非正規の仲間の労働を見下し、低賃金で当然、という当局の姿勢は許せない。3月31日でいったん全員解雇、4月1日新規採用という悪らつなやり方も当然、という姿勢にもあきれた。

生きていける賃金を獲得するためにも、現場で働く労働者を大事にする職場をつくるためにも、習志野市役所で働く仲間は全員ユニオンに入りましょう!

全世界の労働者は団結しよう!

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