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  • 執筆者の写真ユニオン習志野

第22号 パンフレットが完成

職場のことで「こまったな」と思ったらご相談ください 正規でも非正規でも再任用でも、習志野市役所で働く仲間すべてのための新しい労働組合


「ユニオン習志野」のパンフレットができました。

①何よりも仲間が大切

安心して働ける職場にしたい。当局から不当な扱いを受けている人が泣き寝入りするような職場をなくしたい。そんな思いから、2015年7月、義理と人情を大切にする新しい労働組合「ユニオン習志野」を結成しました。だから、ユニオン習志野の原則は「一人の仲間も見捨てない」です。

②正規でも非正規でも再任用でも入れる組合です

ユニオン習志野には非正規の用務員、調理員も入っています。正規の事務職も、現業職員もいます。みんな大事ななかまです。習志野市役所で働く労働者なら誰でも入れる労働組合、それがユニオン習志野です。

③非正規職員の時給を50円アップさせました。

正規職員と同じ仕事をしているのに低賃金・無権利の非正規職員。ユニオン習志野結成以来、非正規職員の大幅賃上げを求め、2017年4月から時給50円の賃上げを認めさせました。

④3月31日を雇用期間から外すことをやめさせました。非正規職員の正規化を求めます

臨時的任用職員はいくら長く働いても3月31日(空白の1日)を雇用期間から外すことで「継続した雇用ではない」という扱いをされてきました。ユニオン習志野は来年の3月からこの「空白の1日」をなくさせました。10月に出た辞令は「3月30日まで」ではなく、「3月31日まで」になっています。 この「空白期間」は非正規教員の劣悪な待遇の原因としても問題になっており、習志野市でこれを撤廃させたことは大きな意味を持っています。

当局の言いなりにならない組合だから

①組合事務所を提供しない

②郵便物も取り次がない

という習志野市当局の組合差別は法律違反。

すぐ改めるよう労働委員会で係争中です


10月12日(木)市側の証人に対する尋問が行われます


「ユニオン習志野に相談したいけれど、どこに行けばいいの?」と皆さんから良く聞かれます。しかし、習志野市当局はいまだにユニオン習志野には組合事務所を提供せず、郵便物も取り次がない、という組合差別(今までの組合「市労連」には45平米の組合事務所を与え、郵便物もふつうに取り次いでいる)をし続けています。 「市当局の言いなりにならないで労働者の権利を守ろうとするユニオン習志野には便宜供与しない」という組合差別は「不当労働行為」(労働組合法7条違反)で法律上許されません。違法行為をやめて組合事務所を提供するよう千葉県労働委員会で争っています。次回は市側の証人に対する尋問が、10月12日(木)午前10時から県庁南庁舎の労働委員会で行われます。9月27日の労働委員会では以下の証言が行われました。

<市の主張> 市労連とユニオン習志野では組合員資格が違うから差別するのは当然 <ユニオンの証言> 間違い。市労連もユニオン習志野も組合員資格は「市の職員と企業局など関連団体の職員及び組合大会等で認めたもの」なので、全く同じ。差別は不当 ※解説 ちょっとした組合事務所スペースを要求しているだけなのに… <市の主張> 市労連に委託労働者は入れないが、ユニオンには委託労働者も入れる。委託労働者が庁舎内をうろうろすると、セキュリティ上問題がある <ユニオンの証言> 間違い。市労連もユニオン習志野も規約では委託労働者は組合員でない。 (ただしユニオン習志野は、たとえ組合員でなくても、委託労働者が困っていれば、力になる。) ※解説 以前市長の後援会長の会社のゴミ収集下請け労働者死亡事故「労災隠し」事件で市が批判を浴びたので、「委託労働者問題」に過敏になり、こんな間違いを主張している。 <市の主張> 市労連は職員団体(市の職員だけの組合)だがユニオン習志野はそうではない <ユニオンの証言> 間違い。市労連もユニオン習志野も市職員だけでなく企業局職員も加入できる。だから市労連もユニオン習志野も地方公務員法の「職員団体」ではない。 ※解説 市労連が職員団体、という市側の主張は間違いだったので一旦撤回したのに、撤回したことを忘れてしまった?何ともおそまつ。 <市の主張> ユニオン習志野のニュース配布について誰の許可を受けているのか? (総務部主幹が「市労連はいいが、ユニオン習志野はダメ」とニュース配布を妨害した事件に関連して) <ユニオンの証言> 勘違いの質問。職場へのニュース配布は長い間「労使慣行」で行ってきている。市労連は配ってもいいが、ユニオン習志野はだめ、というのは明らかに組合差別で違法行為 ※解説 「労使慣行」は法律と同じ効力を持つ。「総務部は絶大な権力を持つから労使慣行を無視しても組合差別をしてもいい」というのは思い上がりで法律上も認められない。 <市の主張> 規約上ユニオン習志野の住所は「習志野市役所内」となっているのに、郵便物を取り次がない。 (総務部主幹が「市労連はいいが、ユニオン習志野はダメ」とニュース配布を妨害した事件に関連して) <ユニオンの証言> ここまでいやがらせをするのは異常。ユニオン習志野の活動妨害が目的。ふつうの郵便物だけでなく、労働委員会からユニオン習志野あてに来た公文書まで送り返してしまった。 ※解説 郵便物を受取人の了承も得ず送り返すなどという乱暴な違法行為をやっている市は他にない。人事課が郵便物をチェックする、という「検閲」も法律違反の疑いがある。

全世界の労働者は団結しよう!

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