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  • 執筆者の写真ユニオン習志野

第19号 こまったなと思ったら

職場のことで「こまったな」と思ったら、まずはユニオン習志野にご相談ください。 習志野市役所で働いていて、「こまったな。どこかに相談できないかな?」と思ったこと、ありませんか?

 ●仕事は増えているのに、職員に何の相談もなく、人を減らされた  ●自分の本来の業務ではない仕事をどんどん押し付けられているのに、人は増やしてくれない  ●「過労死ライン」を超えて残業させられている  ●超勤をやったとおり申請しようとするといやな顔をされ、サービス残業にさせられる  ●職員も利用者も無視して、どんどん指定管理者や民間委託にしている  ●民間委託などで「職場がなくなる」のに、雇用確保の話し合いも説明もない  ●非正規職員の賃金が低すぎるし、他市と比べても労働条件が悪すぎる  ●いつ雇止めにされるか不安  ●事前の話し合いもなく、「決まったことだから」と労働条件の変更を一方的に通告される  ●正規でも非正規でも人事異動は大きな問題なのに、本人に何の相談もなく、異動させられる  ●セクハラ、パワハラを受けても、どこに相談すればいいかわからない ●仕事の犠牲になって労災や休職になっても、「申し訳ない」と言われるどころか「退職強要」めいたことをされる  ●こんな業務命令はおかしい、と思っても、上司には言いづらいし、どこに相談していいかわからない


 そんな時、いつでも、市役所の新しい労働組合「ユニオン習志野」にお気軽にご相談ください。  ユニオン習志野は、正規の方も非正規の方も習志野市役所で働く方すべてのみなさんのための労働組合です。  2015年7月に結成し、まもなく2年を迎えます。 これまでも


 ●人員増

 ●臨時職員の賃金は時給50円アップ

 ●臨採職員の夏季休暇増加を検討させる


   など勝ち取っていますが、人間を大事にする職場づくり、食べていける賃金の獲得に向け、頑張ります。

 ユニオン習志野は正規でも非正規でも、習志野市役所で働く仲間は誰でも入れる組合です。皆さんも仲間になってください。

 ともに職場の労働条件を改善していきましょう。

 市役所は、働く職員と市民のもの。一部の人のものではありません。 

 市民にも職員にも開かれた市政をつくっていきましょう。

一人の仲間も見捨てない(障がい者解雇問題)

 現在ユニオン習志野は、職場の仲間や「習志野市障がい者雇用を求める会(準)」の皆さんとともに、昨年2月不当解雇された障がい者Aさんの解雇撤回を求めて闘っています。(不当解雇の問題点や、過去の新聞記事、ビデオなど詳しい内容は「習志野市障がい者雇用を求める会(準)」のホームページでご覧ください。)この問題について、皆さんからこんな質問が寄せられますが、ユニオンはこういうふうに考えています。

Q たった一人の人間を守るために、何でそこまでやれるの?

A 一人の仲間を見捨てれば、すべての仲間を見捨てるようになります

 当局から不当な扱いを受けている人が泣き寝入りするような職場をなくしたい。正規の仲間も非正規の仲間もみんなが安心して、楽しく働ける職場にしたい、ということで2015年7月に新しい労働組合「ユニオン習志野」を結成しました。だからユニオンの原則は「一人の仲間も見捨てない」です。この原則を忘れてしまった労働組合は、いざというとき役に立ちません。労働組合が中心になって職場の仲間が一人の人間を守り切るような職場には笑顔があふれます。逆に労働組合が一人の仲間すら守れず見捨てるような職場では結局すべての仲間が見捨てられ、真っ暗な職場になってしまいます。

Q 自治体が障害者わくで採用した人間を解雇、なんて例はあるの?

A ありません。それに最初から完璧な人間はいないと思います

 社会に初めて出たばかりの青年が未熟だったり、失敗したりするのは当たり前です。最初から完璧な人間なんていません。Aさんを解雇した人たちも、いろいろ失敗を繰り返して現在に至ったはずです。そのことを忘れて自分たちの指導力不足を棚に上げ「能力不足の障がい者は要らない」などと傲慢なことを平気で言える人たちは、どこかで人間の心を失っています。失敗を繰り返していた自分たちの過去を思い起こすべきでしょう。

Q 職場が忙しいから新人の障がい者の面倒まで見るのは無理じゃない?

A 障がい者の受け入れ体制が全くできていませんでした

 当局には、障がい者雇用についてのノウハウもないし、受け入れ体制もなかった。まして人員不足で忙しい職場にいきなり配属、となれば、先輩たちだって新人の障がい者の面倒を見る余裕もない。Aさんを解雇するときも、「障がい福祉課」には何の相談もなく、市長の指示で総務部と人事課が勝手に解雇してしまった。現場の苦労や障がい者雇用のノウハウを知ろうともしない当局、障がい者雇用について一から学び直す必要があります。

労働委員会に組合差別の不当労働行為是正を求めています

 同じ職場に2つの労働組合があった場合、当局は平等に扱わなければなりません。市労連にだけ便宜供与し、ユニオン習志野には「当局にさからう組合で気に食わないから」、と便宜供与をしない差別待遇は不当労働行為と呼ばれ、労働組合法違反です。  習志野市労連と同様、ユニオン習志野にも①組合事務所を庁舎内に提供し②掲示板の使用を認め③郵便物を取り次ぐよう、労使交渉で求めてきましたが、当局は

  1. 市労連には新庁舎地下1階に組合事務所を提供する一方、ユニオン習志野には「スペースがない」と拒否

  2. 掲示板については、これまで労使慣行で当局の掲示板や市労連の掲示板にビラを貼ったりすることを許容してきたのに「市労連にも貸していないからユニオンにも貸さない」とウソをつき

  3. 市労連あての郵便物は取り次いでいるのに、ユニオン習志野あての郵便物は、ユニオンに何の連絡もなく勝手に差出人に送り返していた

など、ユニオン習志野への差別的取り扱いを改めないため、是正させるよう現在千葉県労働委員会に求めています。③の郵便物については、千葉県労働委員会から「配達証明」で送られてきた公文書(右図)まで送り返してしまいました!このことを知ったユニオン習志野が厳重に抗議し、郵便局から、すんでのところで取り戻し、以後送り返すことはなくなりましたが、それ以後も人事課が総務課から受け取ってからユニオンに渡す、という不当な「検閲」制をとっています。

全世界の労働者は団結しよう!

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